実は怖い歯の食いしばり
みなさんこんにちは。今日は歯の食いしばりについてお話ししたいと思います。
みなさんは何もせずにリラックスした状態で、上の歯と下の歯は接触していますか?
実は、何もしていない時に上下の歯が接触しているのは良い状態ではありません。正常では上下の歯の間に2〜3mmの空間があるとされています。
しかし、ストレスや悪い噛み合わせなどが原因となり、何もしていない時や睡眠時にも歯と歯が接触している状態が習慣化すると、歯や顎に悪影響を与えると言われています。
食いしばりにより
①歯がすり減り知覚過敏や虫歯リスクが上がる
②全体的に歯肉に違和感がある
③顎関節に負担がかかり顎関節症になる
④首や肩のコリが生じる
などを引き起こす可能性があるのです。
実際に多くの患者にさんで、舌の側面や頬の粘膜に歯を食いしばっていた圧痕が見られます。
鏡で見た時に舌の横や頬の内側に圧痕があったり、食いしばりに心当たりがある方は、上下の歯が当たらないように意識するようにしましょう!
また、食いしばりは噛み合わせが原因なこともあるので早めに歯科医院でチェックしてもらうことをおススメします。
当院では、噛み合わせの調整以外にも、マウスピースの作成などの顎関節症の治療にも力を入れておりますので、ぜひ一度ご相談下さい。